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夜の世界を眺めようかと
カーテンに指までそっと触れ
手を止める

近頃の私ときたら
世界との交信を拒絶してばかり
それでも必死に糸を紡ぎ営んではゐる

蜘蛛のように美しくはなれず
しかし決して途切れないよう
一心不乱に努め


低い温度を生きている
それだけのこと



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お昼休憩のとき
上野まで散歩してきました

辿り着いたのは東京メトロ 湯島駅

東京メトロの水色の看板を見ると
なぜだか安心をする
家に帰れる、と思う

電車はどこかで必ず繋がっていて
乗り継いで
乗り継いで
そうすればいつか家へ帰れる

と小さな頃から思ってきた
だから電車が好きなのかもしれない

ただいま

おかえり






Lucky13のライブを
観てきました

はち切れそうなギターの音や
誰かを想う歌声や
優しげなベースも

楽しくて
まっすぐ
それが気持ちいい

(いつも、あの人たちが一番楽しそうなのだけれど)

つまり
好き、という単純なことなのかもしれない

技術や人気ではなく
いいライブをするバンドだと思う
それは確信に近い

だから観に行く(ときどきね)


書かなくちゃ
書かなくちゃ
書きたい

と思った、今夜の衝動

告知

ジョージ朝倉さんが原作の「平凡ポンチ」という漫画が
映画になりました

この映画のサントラで poodles というバンドが楽曲提供しており
その中の一曲、打ち込みを私がやりました

どこで使われてるかは、なーいしょ

(聞いてくだされば耳打ちいたします)


映画観てくださいまし
どうか、よしなに

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大きな枯れ葉が
私の頭を撫でてゆく

薄紫色の空に、月を見た
もうすぐ夜が来る

早く家に帰りたくなった

皮膚がふやけるまで、たっぷりのお湯に浸かり
イチジクの石鹸で身体を洗う
(イランイランの匂いがするのだ)
保湿もたっぷりする

早めにベッドへ入り、睡眠時間もきちんと取る

食事も
チョコレートも
美味しい紅茶も
毎日摂取している

心地よく安らかな生活を送っているはずなのに
心は満たされない
風も吹いていないし
雨も降らない
寒くも、暑くもない


それはまるで森
幾重にも重なり合った葉は
私の姿を覆い隠す
心も
身体も

思考回路は停止中
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小、中学の頃の友人と会う
(数少ない、ひとり)

思い出はぜんぶ
頑丈な箱にしまったはずなんだけど

その私の箱を
彼は丁寧に開けるようにして
ひとつ
ひとつ
出来事について話す

きみは他人にまるで興味なかったけど
(そのせいで友達いなかったよね)
あの頃のきみは結構人気があったよ


今更言われても
遅い

私は

渡り廊下の3階から、バトミントン部の練習を眺めるのが好きで
吹奏楽でフルートを吹いていて
髪は胸のあたりまであった
家でラジオばかり聴いていた

いつまでも転校生のまま
どこに馴染もうともせず

小さく狭い、それでいて酷く居心地が悪い
それが私の世界のすべてだった


大人になれたことを、しあわせだなと思う

子供はなんて、かわいそうな生き物だろうと思う

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江國香織さんの
「左岸」


読んでいます

(次は「右岸」を読むつもり)

ハードカバーは重い、と言われるけど
私はその重さも
すっかり愛しているのです

写真は、最近の切り抜き具合
たまにはスケッチブックに貼りました
分厚さが頑丈で、いい

今夜は満月
おやすみなさい


Tennis / 夜はこれから



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砂糖は入れないのか

問うと

うん、味が変わるからね

きっぱりと言う

彼のその圧倒的な潔さに
私は言葉を失ってしまう


紺、が大阪からやってきた

私はどきどき
彼の耳の中に棲む
そして靴の中にも

それはとても居心地が良く
ついつい、うたたねしてしまう
はなうたを歌ったりもする


新宿御苑を散歩することにした
銀杏や楓
落ち葉を狙って歩く
池や
木々や
冬の人々を眺める


強い風が吹いていた
強い風が吹いていた
あのひとの名前を確かに呼んだ
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友人と
その息子から手紙が届く

毎日何をしているか
との問いかけに、数秒悩む

仕事、食事、睡眠、ライブ、本、紅茶、はなうた
このパーツで一ヶ月の私が出来上がりそうだ
単純なピース
ただし失くすと危うい

友人の息子は
一生懸命に練習した字で、私の名前を書いてくれた
(ん、が難しいらしい)


何度も読み返した
彼女たちの、そばにいてあげたかった


こないだまで、私たちが子供だった
大人になんかならない

決めていたのにな

いとも簡単になってしまった
大人の楽しさも知ってしまった

はやく、追いついてよ
ねえ



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